社員インタビューInterview
Iさん
勤務歴○年 / ○○技士一日の流れ
-
07:30工作車で出勤
-
08:30出社(預かり機の修理)
-
10:45出張依頼
-
11:30彦根市内で重機の油漏れ修理
-
12:30彦根市内で重機のアタッチメント交換
-
13:30昼食
-
15:00東近江市で林業機の油漏れ修理
-
18:00帰社
-
19:00退社
仕事内容:機械の「命綱」を救うプロフェッショナル
私たちの仕事は、重機や設備に欠かせない油圧ホースを専門に扱う「油圧ホースの修理屋」です。油圧ホースは、機械の動きに必要な「作動油」を送る、いわば「命綱」のようなもの。このホースがないと機械は動きません。水道ホースが無いと、花壇に水をやれないのと似ています。
お客様から修理依頼があれば、現場に急行し、その場でホースを交換し、機械を復旧させます。劣化して油漏れを起こしたホースを取り外し、その場で新しいホースを製作して取り付ける。この作業一つ一つが、お客様の仕事を守る大切な仕事です。
油圧ホースの修理以外にも、エンジンの始動不良、溶接、塗装など、幅広い修理にも対応しています。毎日違う現場、違う機械に向き合うので、飽きることがありません。
仕事のやりがい:お客様の「ありがとう」が原動力
この仕事の一番のやりがいは、感謝の言葉を直接いただけることです。
油圧ホースの調達に何日もかかるところを、私たちが現場で数時間で修理を終えることも珍しくありません。「助かったよ、ありがとう!」というお客様の笑顔と感謝の言葉は、何よりのエネルギーになります。
また、山奥でトロッコに乗ったり、川の中で作業したりと、毎日が非日常の連続です。電波の届かない山奥でホースを交換し、重い作動油を運んでヘトヘトになったことも、今となっては笑い話です。大変なこともありますが、修理を終えたときの達成感は最高です。
会社の雰囲気:困ったときはみんなで助け合う
社長も部長も若く、社員も年齢が近いので、まるで友達のように何でも話せるアットホームな雰囲気です。くだらないことで盛り上がったり、和気あいあいと過ごしています。
仕事は基本的に一人で現場に向かうことが多いですが、困ったときは誰かに相談すれば、すぐに教えてもらえる環境が整っています。経験豊富な先輩が多いため、写真やテレビ電話を使ってアドバイスをもらったり、応援に来てもらったりすることもあります。
「わからないことは何度でも聞いていい」「困ったときはみんなで助け合う」。そんな温かい社風があるからこそ、安心して仕事に取り組めます。
座右の銘は「筋肉は裏切らない」
油圧ホースの出張修理は、日々の作業そのものが筋トレです。重機整備で逆立ちしてボルトを緩めたり、狭い場所での作業で腹筋や背筋が悲鳴を上げたり。重い工具や作動油を運ぶ「重量級シャトルラン」をすることもしばしばです。もちろん重機なのでいろんな場所で動いています。山の上や、ビルの屋上とか・・・。ってことで、筋肉が鍛えられます。
もちろん、これは冗談半分ですが、それだけこの仕事には体力と工夫が求められます。でも大丈夫。日々の仕事を通して、きっといい感じの「細マッチョ」になれます。ムキムキになりすぎて、狭いところに入れなくなるのは困りますからね(笑)。
こうして体で覚える仕事だからこそ、飽きることがありません。ちなみに、脳みそは使わないわけではありません。「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」という言葉を胸に、お客様にも仲間にも接しています。